2007年1月17日水曜日

Randy Weston :アフリカ(The Spirits of Our Ancestors)



今の仕事を始めた時に、色々な音楽を聴く機会が増えまして、それなりに雑誌も買いまして。
その中でスイング・ジャーナル(Jazz専門誌)をしばらく買ってました。
その時にこの「アフリカ」が"スイング・ジャーナル選定ゴールドディスク"として紹介されていました。
(記憶が正しければ、サリフ・ケイタの”SORO”も紹介されてたはず)
とりあえず買ってみるかーって事で購入。
これが出会いでした。

それまで聴いて来たJazzはほとんどビル・エヴァンスあたりの小洒落たバーとかで聴くとイイ感じなJazzばかり(こういう風に書くと怒られそうだな汗)だったので、ランディ・ウェストンのCDはかなりのインパクトがありました。
というのはランディ・ウェストンのJazzは”アフリカン・ジャズ”といえばいいのか、ある意味Funkに通じるモノがあったので、これまで聴いて来たJazzだけがJazzではなくもっと色々なものがある、というきっかけになりました。この辺りからワールドミュージックの方へちょっと踏み入れたかも。

さてこのCDにハマって聴き倒していたある日、仕事でジャズ系の曲が似合うゲーム”The OUTFOXIES”を担当する機会を得ました。
その時にこの「アフリカ」からインプロヴァイズされた事は言うまでもありません。
(実はもう1枚影響を受けたCDがありますがそれはまた今度)
というか、このCDに出会い、それなりに感覚をつかんだところで仕事の担当が決まったので。。。ちょっと偶然にしては出来すぎてるなぁと思える所があったりして。。。

そしてこのCDでファラオ・サンダースを知り、別の方面から聴いていたビル・ラズウェルが後に彼のプロデュースを担当したアルバムもあったりして、そこで一つの輪が自分の中でできたのはちょっと感慨深いかも?
(まぁどちらかというとビル・ラズウェルのジャンルの幅が広いほうが理由ですけどw)
さらにファラオ・サンダースのおかげでウィリアム・ヘンダーソンのピアノを知り。。。と色々つながっています。

そういう意味でちょっと「好きなアルバム」ってだけじゃない感情をこのCDに持ってます。なかなか不思議。
たまに「偶然じゃないよなコレ」っていうのがありますよねー。

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